京都「無鄰菴」ワークショップ~定性調査の結果から

松本です。

11月5日(日)京都の「無鄰菴」お茶室で

インサイト・ワークショップを開催しました。

 

会議室を脱出して

秋の京都、しかもお茶室でのワークショップ。

参加の皆さま、とても楽しみに参加いただいたようです。

 

テーマ(ゴール)は仮に設定したものですが

”某施設へのファッション好き若者の集客”です。

単にアイデア出しをするのではなく

ファッション専門学校の学生さんインタビューを文字起こししたもの

つまり定性調査のデータをもとにして

ワークショップを行いました。

 

少し前に、「定性調査をどうまとめる?」というブログを投稿しました。

今回のワークショップはその一例と言えます。

6名で定性調査のデータを前にして【事実に耳を傾けた】ということです。

 

具体的には、

文字起こしデータ(Word)から

事実を80項目ピックアップしました。

「思います」「してみたいです」は無視して

実際の行動のみをピックアップしたわけです。

常にこの手順ということではなく、今回はそうしました。

 

参加の6名が事前に、このデータの中から

自分が気になるものを5点ずつ選択。

データをカードのような形で切りとり、模造紙に配置。

近しいものを集めて、表札をつける「KJ法」でワークショップを進めました。

ファッション好きの若者に何が刺さるのか?!

インサイト発掘です。

 

お茶室という場所がら、少人数でのワークショップ。

インサイト研究会会員の皆さんだけの参加で

一般募集はできなかったのですが、

今後もこうした活動を続けていきたいです。