「おもてなし」―日本独自のものとは?!

大好きな場所、逸翁美術館に行ってきました。

中学生の頃から通っています。(ませた子・・・(苦笑))

阪急・東宝グループ、宝塚歌劇団の創始者、小林一三氏が

収集したコレクションを中心とした美術館で、

大阪府池田市にあります。

 

以前は、一三氏(逸翁)のかつて住まれていた住居

そのものが美術館だったのですが、

現在は近代的な建物となり

住居の方は、小林一三記念館として生まれ変わっています。

 

今回は、『復活!不昧公大圓祭(ふまいこうだいえんさい)』というテーマ展示。

小林一三氏が愛した大名茶人、松平不昧(まつだいら・ふまい)公ゆかりの品の展示です。

阪急百貨店の古美術で、昭和29年(1954年) 『不昧公大圓祭』という催しが行われたそうで、”復活”とタイトルについています。

 

このところ、私も茶道を少したしなんでいるので、

一層興味深く拝見してきました。

 

話は変わって、「ゲーミフィケーション研究会」のときに、

日本のおもてなしと、欧米のホスピタリティの違いについて

皆で考えたことがあります。

(唐突なようですが、実はゲーミフィケーションと

おもてなしには関係がある・・・!)

 

欧米流では、ざーっと並べたドリンク、料理を前に、

「自由に好きな物もの飲んで、好きなもの食べてね。」と

まかせてくれる。

日本は、今日のあなたにはこれと、最高のものを

提供しようと努める・・・など、

様々な意見が出されました。

 

正解がひとつあるわけではないのですが、

閑話休題、

日本のおもてなしは、ある種教養が要求される、

(たとえば、茶室の軸に和歌が書かれていて、その意味が

解らなければ味わえない)

ということを、松平不昧公の書を見ながら、

今日もまた噛みしめたのでした。

 

まだまだ、この点の興味はつきず、

「NAVERまとめ」で、「おもてなし」と欧米のホスピタリティの違いまとめを作ってみました。

よろしければ、ご参加ください!

(リンクや引用などを追加するのを手伝ってください<(_ _)>)