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インサイト・モデレーター講座 受講者の方とのQ&A

こんにちは。

松本です。

 

秋分の日、作日は中秋の名月と、秋を感じる毎日となりました。

さて、モデレーター講座夏季講座を受講していただいた受講者の方とのやり取りが

皆さまにもお役に立ちそうですので、こちらで紹介させていただきます。

 

講座のなかで実施しているコラージュ・エキソサイズについてです。

 

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〔Q. 1〕

事前にモニターさんにコージュを作ってきて頂く場合は、同じ雑誌などをあらかじめ送って作成していただいた方が良いのでしょうか?
それとも、ご自分で雑誌を探して作っていただくのでしょうか?
 
★また、事前にモニターさんにコラージュを作成していただいての
座談会の流れがいまひとつ質問項目のイメージがつかないのですが
どのような流れで座談会の進行をしたらよいのでしょうか。

 

〔A.1〕

1.手法が先にありき、はあまり良いことではありません。
あくまでも課題があり、その課題にふさわしい手法があります。
写真を使うほうが良い場合も多々あります。

あらかじめモニターさんが用意するということなら、写真を撮ってきてもらうほうが
向いています。

 ※クライアントが男性で、女性の行動や心理に疎いのであれば、写真はかなり有効です。ことばで説明しても腹に落ちないことでも、写真を見れば、「なるほど」となりやすいのです。
たとえばクローゼットの中、洗面所、玄関その他、写真を撮ってくる等。

2.コラージュは、<自分でもことばにしにくいこと><自分では気づいていないこと>を引き出す補助的なものです。
 
ヒューマンインサイトということばもあり、これは「夢や願望、憧れ」「不安」などです。
コラージュでは、たとえばこうした“願望”を貼り合わせたり、あるいは、“過去の幸せな思い出”を切り貼りしたり、“ブランドイメージ”を貼り合わせたり、ということに適しています。

素材(雑誌等)は統一したほうが良いです。そうでないと、「全員、この写真貼ってるね」とか「仮説として○○考えたけど、誰もその写真選んでないね」といった会話が成り立ちません。

またできれば、集まってもらってからエキソサイズしたほうが良いです。なぜなら、考える時間を作りすぎると、本音から遠さかる場合があるからです。
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以上です。

 

講座受講の後に、メールで質問をお受けする期間を設けています。

 

年内最終のモデレーター講座は、11月に予定しています。

また新たに、1対1インタビューレッスン、スタートします。

インタビューの練習する場所、機会がない、という受講者さんの声から、”稽古場を作る”というビジョンをいただき温めてきました。

下記よりお申し込みいただけます。

 

インサイトモデレーター講座

https://www.insight-moderator.info/プログラム/

 

1対1インタビューレッスン

https://www.insight-moderator.info/1対1インタビューレッスン/