Chill Out(チルアウト)

こんにちは。松本です。

 

某メーカーさんでお話ししたことを、こちらにも記しておきます。

「トレンド」の話です。

ただし、こんなに流行ってますよー、というより、

変化の兆し、人々の気分の変わり目、として注目している、事柄です。

 

"昨日まで輝いて見えていたものが、今日はそれほど魅力的に感じない”ということが

往々にしてあり、生活者のこうした気分の変化を、マーケターは常に注意しておく必要があるのです。

 

さてさて、Chill Out(チルアウト)についてです。

chill はスラング的に色々あるようです。

(落ち着けよ、とか、今ダラダラしてた~とか)

音楽のカテゴリーとしては定着しています。

ダンスミュージックの盛り上がりを少しクールダウンさせる曲。

また踊るので、眠りに落ちるような曲ではありません。

明るさ、多少のテンポも残しつつ、クールダウン。

 

Chill Outが今度はドリンクになりました。そうすると、NEXTエナジードリンク風です。

エナジードリンクには、批判が多いのです。砂糖とカフェインの過剰摂取になる等

イギリスでは16歳未満への販売が禁止されているのだそう。

 

カフェインよりノンカフェイン。

発奮するのではなく、平常心でクリエイティブ。

そういった気分を表現するのに

Chill Outドリンクがちょうどいい、ということなのでしょう。

しばらくこの傾向とドリンク販売の様子を見ていきたいです。