こんにちは。松本です。
サードウェーブコーヒーと、サードウェーブ消費のことを
もう少し書きとめておきます。
サードウェーブコーヒーについては、すでに様々なWEBニュース書かれています。
第1に喫茶店があり、その多くは専門業者から購入したコーヒー豆を、マスターが淹れるという形でした。(アメリカにおいては、さらに薄くてまずいコーヒーという意味合いあり)
第2の波は、スターバックスに代表される濃いコーヒー、シアトル系チェーン店の隆盛です。
そして、現在第3の波が来ているこということ。
コーヒー豆(農園)にこだわり、自ら選定する。ブレンドよりもシングルオリジンにこだわり、焙煎・抽出にももちろん独自のスタイルがある・・・そこには、ワインにおけるテロワール(土地の滋味)を味わう感覚さえ見受けられるます。
そして何よりオーナーの彼らは、チェーン店化をもくろんではいないようです。
ただ、様々な店舗をまわってみる中でわかりにくかったのは、アパレルが仕掛けているコーヒーショップも多いということ。
(独りのコーヒー好きがこだわりにこだわって開いたコーヒーショップではなく、海外から雰囲気(とノウハウ)をもってきている)
上の写真もそうです。「サタデーズサーフ ニューヨーク代官山」こちらはJUNが運営しているのだそう。
私が知りたいのは、どのような在り方のコーヒーショップ、ミニ起業家が半歩先の姿を映し、他の業種の起業家の参考になるか、ということ。
サード・ウェーブをコーヒーだけにとどまらず消費全般に置き換えてみると、次なる消費の姿が見えてくるのではないだろうか、というのが、私の問題意識なのです。
“エコ”、“オーガニック”という聞きなれたことばだけに帰結することなく考えたいわけです。
「安くすれば売れるというものでもない。何を目指せば良いのか見えにくい。」という、ビジネスに携わる多くの方の疑問に対するひとつのヒントになることを願いつつ。とりわけ私らしく、売ることを買う側から見る、というスタンスで、”あえてサードウェーブ”を選ぶという生活者の行動と心理を追求していきたいです。