Hospitality-J(日本のおもてなし)

こんにちは。松本です。

 

今日は、お話できる段階まで進めることができた”プロジェクト”の話の続きです。

 

「Hospitality-J(ホスピタリティ・ジェイ)」。

5月にキックオフ・イベントを京都で開催し、6月には東京でイベントを行いました。

写真は、その6月東京のものです。

 

着物姿の男性が、この日の講師、野倉幸男さん。

もともと悉皆屋(しっかいや)さん。着物のプロです。

現在は仕事の幅を広げられ、様々な”和(日本的なモノコト)”のプロデューサーとして活躍されています。

 

野倉さんの案内で、まずは「畠山記念館」を訪問。<茶道美術の玉手箱>という展覧会を拝見。館内にあるお茶室でお抹茶と干菓子をいただきました。

 

その後は「八芳園」に移動し、広大なお庭を見ることができるビアテラスで乾杯。

自分たちが楽しんでいるだけじゃないか・・・そう見えますか(汗)

 

ご興味あれば、どうぞご参加くださいね。

今後のイベントは、随時掲載される予定です。

 

もう一度、目的、趣旨を書いておきます。

昨年の流行語ともなった「おもてなし」ですが、日本のおもてなしと欧米のホスピタリティのどこがどのように違うのか、明確に説明している方は見当たりません。

日本人ならではのきめ細かなサービス程度に思われている向きがあります。

 

けれども語源を遡って調べると、おもてなしは茶道との関わりが深く、さらに茶道は禅との関わりが深い・・・そういったことを、関心をお持ちの方と共に、知識として、また体験として知っていきたい、ということです。なぜなら、このような場での体験は、独りで茶道を習いに行ったり、呉服屋さんに行くよりハードルが低いはずだからです。

 

そのなかで、日本の伝統技術や文化に関わる方々を支援し、チャンスがあれば、海外に向けてのプレゼンテーション等をサポートしたいと考えています。(後継者不足など深刻な場合もあるようです)

 

私自身も、着物を着ることがたいへんなこと、億劫なことだと数年前までは思っていた人間です。とにかく着ようと一念発起し、自分で着ることができるようになりました。

 

おばあちゃん世代は、皆、着物を着ていたのです。なんでもいいから、ともかく着物を着る。乱暴に聞こえるかもしれませんが、それが大事だと考えています。

ただし、最後の部分は、私の意見で、プロジェクトそのものの趣旨ではないです。着物じゃないと参加できない、というこではありませんので、怖がらず?お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

Hospitality-J(ホスピタリティ・ジェイ)